今回はサッカーチーム「大宮アルディージャ」のホームスタジアムで知られている「NACK5スタジアム大宮」をご紹介したいと思います。
2021年12月5日(日)にさいたま市にある「NACK5スタジアム大宮」へJ2リーグ最終節大宮アルディージャVSザスパクサツ群馬の試合を見に行ってきました。
ザスパクサツ群馬のサポーターとしては、このアウェイのスタジアムは初めてだったので、その時のスタジアムの情報や注意点などを含めながらご紹介したいと思います。
ビジター席を中心にお伝えしますので、アウェイサポーターとして行かれる方は、一読して行かれるといいですよ。
「NACK5スタジアム大宮」の概要
このスタジアムですが、実は日本で最初のサッカー専用スタジアムであり、また現存する日本最古のサッカー専用スタジアムとしても有名だったりします。
また、あのアルゼンチンのディエゴ・マラドーナが国際大会のデビューを飾った場所でもあり、けっこう歴史的に意義のあるスタジアムだと言えます。
このように歴史があると、スタジアムの施設が古いのかなと思われる方もいるかと思いますが、ご心配はいりません。
きちんと改修を重ねてきており、トイレや座席などきれいで設備は整っていますよ。
収容人数は、約12,000人ぐらいですが、ピッチとの距離がかなり近いので臨場感のある試合を楽します。
やっぱりサッカーを見るなら、陸上トラックなどがないサッカー専用スタジアムが1番ですね。
ちなみにNACK5とは、埼玉のラジオ放送局の会社の名前で、そこが今は命名権を持っています。
周波数は79.5MHzなので、NA・CKの5という粋なネーミングをつけています。
「NACK5スタジアム大宮」の駐車場
駐車場は目の前に広くとられていました。
周辺にもたくさんの民間駐車場がありますが、最終節などの大一番の試合でなければ、ここの駐車場でもいいと思います。
時間貸しですが、試合時間を考えればだいたい1,500円程度でおさまるはずです。
もともとはスタジアム自体が大宮公園の一部なので、駐車場のほうはあまり心配はないと言えるでしょう。
「NACK5スタジアム大宮」へは大宮駅から氷川参道を歩いて行こう!
電車で来る方ですが、大宮駅で降りて徒歩20分~30分くらいです。
スタジアムは有名な氷川神社に隣接しており、日本一長い参道を歩き氷川神社に参拝してスタジアムに行くと良いでしょう。
この日は氷川神社にも行きましたが、ユニホームを着たサポーターでいっぱいでしたよ。
観光や必勝祈願も兼ねて、ザスパクサツ群馬のサポーターはみんな神社の光景を楽しんでいました。
氷川神社に向かう日本一長い参道や神社の紹介は別の記事で改めてご紹介しますね。
「NACK5スタジアム大宮」のビジター席は、第3ゲートから!
アウェイサポーターは基本的にゴール裏のビジター席を利用しますが、入口は第3ゲートでスタジアムの東側にあります。
上の写真のように大きく表示が出ているので、間違えることはないでしょう。
この日は最終節で、残留のかかった試合だったので、キックオフが13:00だったにもかかわらず、8:30の時点ですでに長い列ができていました。
だいたい3時間半前に係員による列整理が始まり、それが終わったら、みんな荷物を置いて大宮公園・氷川神社へ観光しに行ってました。
「NACK5スタジアム大宮」内部
座席
2時間前になったら入場となりました。
自由席なので、ゲートをくぐったらみんな駆け足です。
1度階段を登って2階に行くような構造になっているので、まずは駆け上がってください。
座席については、1階が座席なしの立ち見・2階が座席ありになっています。
立ち見席は地べたに座れないことはないですが、基本的には手すりが前にある感じですね。
2階席はきちんとした椅子があります。
十分な傾斜があり上からでもとても見やすい配置ですね。
その分、少し階段差があるので、足腰に不安のある方は注意して登りましょう。
ホームサポーターとの緩衝地帯はけっこう幅が小さめなので、ちょっと離れたほうがいいかもしれませんね。
試合が熱くなるとサポーター同士も喧嘩になってしまったりしますから。
ピッチからの距離
さすがサッカー専用スタジアムで、ピッチとの距離はかなり近いです。
ゴール裏でもコーナーキックなどはかなり迫力がありました。
今回はゴール裏の席でしたが、メイン・バックスタンド側なら、選手をかなり至近距離で見ることができると思います。
小さく囲まれたスタジアムなので、オレンジ色の相手サポーターたちの群衆は壮観でしたよ。
やっぱりピッチとの距離が近いことはサッカーの試合では必須と言えます。
注意点2つ
注意点と言うほどではないですが、まずは大型ハイビジョンはビジター席側しかありませんので、アウェイサポーターは見ることができません。
首を後ろに向けて、振り返って見るしかありませんが、地方のスタジアムでは基本的に1台だけだったりするので、しょうがないことでしょう。
また、東側なので、けっこう西日がまぶしいです。
今回は13:00からキックオフだったので、南側からの太陽の光が、顔の左側に照りつけられました。
日焼け止めはかなり塗っていったほうがいいかもしれませんね。
今回は冬でしたが、夏場の日差しはかなり強いと思われるので、熱中症にも気をつけなければならないと思いました。
トイレ
男子トイレと障害者用は2階にあるのですが、女子トイレは1階にあり、1度下に降りなければならない配置でした。
建物を増強したり改修したりする関係で、構造上しょうがなかったかもしれませんが、女性はトイレのために1度1階に降りなければならないようになっています。
スタジアムグルメは2つのみ
販売場所
アウェイサポーター側は東側の通路しか通れません。
なので、メイン席側のグルメ売場にはいけない仕組みになっていますので、スタジアムグルメは2店舗に絞られる形になっています。
さいたま市公園緑地協会
まずは北側にある「さいたま市公園緑地協会」さんです。
メニューは定番のものが多く、やきそばやフライドポテトなど売っていましたよ。
キャッシュレス決済も可能なので、便利ですね。
グリーンパル
もう一つは南側にあった「グリーンパル」です。
ここは写真のように区切りを設けることによって、ホーム側のサポーターも購入できるようになっていました。
ここもキャッシュレス決裁可能でした。
定番のものも売られていましたが、ここでの名物は「ナクスタカレー」というものらしく、メインフード部門の販売数で第2位になったこともあるらしいです。
一度は食べてみたいグルメですが、自分は昼にあまりカレーを食べないので、下に紹介する「さいたまエッグサンドウィズマスタード」を今回は試してみました。
さいたまエッグサンドウィズマスタード
店に垂れ下がっていたメニュー表示には
「埼玉県寄居町の丸一養鶏場で育った自慢の卵を伝統に培われた職人の技で1本1本丁寧に焼き上げただし巻き玉子をサンドしました」
と書かれていました。
もう過去最高に濃厚なタマゴサンドでしたね。
パンの中に、高品質の分厚い玉子が挟まれており、口の中に入れるとやわらかく溶けるようにタマゴの味が広がっていきます。
こんな贅沢なタマゴサンド初めてでした。
お値段は550円(税込)なのでこれならリーズナブルな価格と言えると思います。
試合内容
残念がらMYチームであるザスパクサツ群馬は3-1で負けてしまいました。
直近の3試合は、町田・新潟・磐田と上位3連戦をドローゲームに持ち込み、勝ち点1を着実に積み上げてきたので、同順位の最終決戦はいい試合ができる期待していたのですが甘かったです。
幸先良く先制点は奪ったものの、その後はザスパクサツ群馬の「パス回しが遅い・前へ進めない」など悪いところが表面化してしまいました。
別の試合で降格圏内のチームが負けたので、からくも残留はできてよかったのですが、最終節にしてもみっともない試合となってしまいました。
残留は喜ぶべきことですが、目の前の試合内容の悪さがひどく、最後の笛が鳴った直後はどう気持ちを処理すればいいかわからなかったです。
最後に
とは言え、帰宅して気持ちが落ち着いた頃には、残留の喜びをかみしめるようにはなりましたけどね。
試合とは別に「NACK5スタジアム大宮」はピッチとの距離が近く、迫力があって良かったですよ。
特にアウェイチームとして観戦されるかたは、その臨場感に驚くと思います。
ぜひいろんなスタジアムグルメを食べて、氷川神社などの観光地にも行って楽しんでみてくださいね。