今回はバレエレッスンをすることによって得られる身体的な効果をご紹介します!
プロを目指すのであれば、バレエのレッスンは身体的な負担が大きいですが、あくまでも「大人バレエ」の範疇で趣味としてやるのであれば、バレエは体にいいものです。
今回はバレエのレッスンで得られる効果についてお伝えしたいと思います。
★こんな人向け対象の記事です★
◎バレエを始めようかと考えている方
◎バレエレッスンが身体にどういう効果があるか知りたい方
◎運動不足なので、体を動かしたいと思っている方
◎運動しようと思っても、ランニングやウォーキングでは飽きてしまう方
体重が減らなくても身体が引き締まる⇒結果、やせる!
プロのバレエダンサーを見ていると、スリムでやせていて美しいと感じます。
なので、
バレエをする=やせる
というイメージを持つ方が多いですが、バレエレッスンをすれば、どんどんやせていく訳ではありません。
やせるには、その人の体質も関係しますし、レッスンも週何回するかで変わってくるからです。
また、どんなにレッスンを頑張っても食べる量が多すぎては、何をやってもやせることはありません。
ただ一つ言えるのは、バレエレッスンをすることによって「やせやすい体」には間違いなくなります。
全身を使うので、マッチョのような筋肉ではなく、すじが伸びるような筋肉がつき、体が引き締まります。
また、インナーマッスルも鍛えられるので、おなか周りがスリムになり、見た目にもスタイルが変化し姿勢も良くなります。
そうなれば、当然基礎代謝も良くなるので、脂肪の燃焼も加速し、結果的にやせることができるわけですね!
即効性はありませんし、体重が激減することはないかもしれませんが、見た目にはスタイルが良くなり、また太りにくい体になるので、バレエレッスンの効果はかなり大きいと言えるでしょう。
レッスン自体でなく、「レッスン環境」があなたを、やせさせる!
バレエレッスンをしてやせるというのは、体を動かすこと自体よりも、実は
レッスン環境
が個人に及ぼす影響が大きいと個人的に思います。
バレエ教室の大人クラスには昔バレエをやっていて、かなりスリムな方がクラスに何人かいます。
また、大人から始めてバレエにのめりこんでいるのか、年齢の割には(?)スタイルがきれいな方もいらっしゃいます。
そういう人を見ていると、「自分もああなりたい、ああなれるかも」という心理が無意識に働き、普段の生活を見直すきっかけとなります。
自分もバレエレッスンを始めてから、体重計に毎日のるようになったし、食事の内容も考えるようになりました。
そして、バレエ教室は基本的に鏡張りになっているので、自分のリアルな姿を垣間見えてしまうこともあります。
太っているか太ってないか、ちょっと太ったかやせたかなど一目瞭然で、自分の生の姿から逃げられません。
ごまかしが効かないので、否応がなく普段の食生活など気にするようになりますし、甘いものを控えるようになりますので
バレエレッスン自体が、食べすぎのブレーキの役割
を果たしてくれます。
今までいろんなバレエ教室でやせていった人達を見ていると、こういった精神的な面のほうがやせることに一役買っているように感じました。
体が柔らかくなる!?⇒レッスン以外での柔軟運動も必要!
「バレエをすると体が柔らかくなる」
これも、バレエと聞いて抱くイメージの一つですよね。
テレビのバラエティー番組などでよく強調されるのは、美しいバレリーナの姿と共に、身体の柔軟性だったりします。
ただし、バレエのレッスンだけ受けていれば、劇的に体が柔らかくなる訳ではありません。
やはりお風呂上がりや寝る前のストレッチなどしていないと柔軟性が目に見えてあがることはありません。
柔らかくなるのが目的なら、何もバレエをしなくても、毎日ストレッチをしていたほうが、柔軟性があがると言えます。
バレエを習うことによって柔軟性が高まるのは、先ほど述べた②のレッスン環境の要因が大きいと思います。
教室では身体が柔らかい人も多いし、レッスン前にみんなストレッチなどに励んでいるので、自分も柔軟運動に取り組もうという気持ちになります。
そういうクラスの雰囲気を感じていると、レッスン以外のところでも、ストレッチに励むようになりますので、そういうところからバレエを習うと柔軟性が高まると言えるでしょう。
脳が刺激される⇒結果、ボケにくくなる!
バレエレッスンってけっこう、頭を使うんです!
バーでもセンターでも、まず先生の振りが提示されて、それに沿って体を動かしていきます。
その場で先生から与えられた振りを、即座に頭で覚えて体を動かしていきます。
初心者のうちは一つ一つのパの動作が体に入っていないので、すぐに振付を覚えるのはかなり困難ですが、だんだん慣れていくものです。
それでも、先生によってはあえて複雑な振りを考えて出してくるので、記憶が飛んで体がついていかないということもあります。
そういう場合などは、頭の中はフル回転で、嵐が吹いてるかのようです。
このようにかなり脳に刺激がいくので、必然的にボケにくくなると言えるでしょう。
80歳でも大人バレエをやっている人を知っていますが、さすがに体がなかなか追いつくのは難しいとは言え、振りをしっかり頭に入れて動かそうとしているので、すごいなあと思うこともあります。
家族・職場以外の第3の場所⇒心身がリフレッシュされる!
どこかの心理学の本に書いてありましたが、社会人は家族・職場以外に、第3の場所を確保しておくといいとありました。
例えば職場で何かトラブルを抱えていても、家族の中では安らぐことができるかもしれませんし、その逆もあるかもしれません。
そして、家族・職場両方うまくいかないこともあり、袋小路に迷い込んでしまうことも、生きていればたまに遭遇します。
そんな時に気軽にコミュニケーションができる場所を作っておくと、ガス抜きにもなりますし、他では相談しにくいことを聞くことができたりします。
バレエはなかなかおしゃべりする時間などはありませんが、レッスン後に少し雑談をしたりすると、職場や家庭でのモヤモヤが少し解消されることもあります。
バレエ教室によっては、寄合的な関係を求められたり、煩わしいことがあったりするところもあるのですが、チケット制を採用している教室やオープンクラスなら、濃い人間関係はそれほど求められず、いいリフレッシュの場となるはずです。
もちろん
生徒間同士の派閥抗争の激しい仁義なきバレエ教室
もあるので、いくつかのバレエ教室を体験してみて、自分に合った場所を探してみましょう!
最後に
バレエレッスンの身体的な効果をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか??
レッスン中にバレエ脳を働かせていると、瞑想ではないですが、日々の悩みなど少し和らぐので、単純にやせる目的以上の効果があると思います。
少しでもバレエレッスンに興味のある方は、ぜひバレエ教室の扉を開いてみてください♪