今回はバレエレッスンに関して、初心者が押さえておくべき最重要な心構えをお伝えしたいと思います。
一応初心者に向けての発信となっていますが、レッスン経験が長い人でも忘れてはいけないことなので、改めて認識しておいてもらいたいところです。
先に結論を言うと、最重要な心構えは
練習への自発的な姿勢
です。

バレエレッスンは集団レッスンが基本的なスタイル
バレエのレッスンは基本的には集団のレッスンが一般的です。
先生一人が、複数の生徒さん達に振りを出して、生徒側はそれをこなしていくという流れになっています。
なので、先生が一人一人を丁寧に見ることは、システム上難しいものです。
生徒が動いている最中に、先生は目にとまった生徒の悪い個所を修正していく感じですね。
指導者は一人一人を見ることはできない
このように先生が全員を一度には見切れないシステムの都合上、注意も人によってまばらになります。
でも、先生の指摘や注意はたとえ一人の人に向けたものでも、ほとんどの人に当てはまるものです。
指導者も形的には一人に言っていたとしても、心の中では全員に向けて発言しているものです。
「他人への注意は自分への注意」
という意識を持ちましょう。
たまにある程度経験がある人が、自分はできているから関係ないと思っているのか、先生が誰かに注意しているのを聞いてないことがありますが
「すべての注意は自分事」
と思って、たとえしっかりできていたとしても、改めて自分を見直すようにしましょう。

自発的な練習への取り組みが大事になってくる
このように、バレエレッスンは先生の指導を待つのではなく、自分で主体的に考えて練習に取り組む必要があります。
ある女性が
「先生は自分のことをなかなか見てくれない」
と嘆いていましたが
バレエにそのような受動的な姿勢はいりません!
もちろん振りだけだして、あまりにも誰も何も見ない指導者は問題ですが、自分で鏡を見ながら、自分自身の目で考えて問題個所を修正していかなければなりません。
バレエレッスンは、バレエそのものにはまってしまえば自然と自発的に取り組む姿勢となりますが、たまに先生が何でもかんでも教えてくれるものと勘違いしている生徒もいました。
でも、バレエが上手な人はほぼ100%自分で試行錯誤しながら、自発的な姿勢で練習に取り組んでいます。

最後に
ストイックに感じるかもしれませんが、バレエレッスンに関して言えば、自分自身と会話しながら練習することが大事になってきます。
もちろんレッスンを楽しむことを忘れてはいけませんが、バレエをする上では自発的な取り組みは、重要な姿勢となっていることを忘れないでもらえればと思います。
◎指導者が誰かに注意していることは、自分に対しての注意として受け取ろう!
◎バレエレッスンは、先生の指導を待つのではなく、自発的に練習に取り組もう!



