バレエ

バレエは「再現芸術」:バレエレッスン初心者は、バレエ作品だけでなく「バレエレッスンの動画」も見ておこう!

突然ですが、バレエを始めようと決めたあなた!

もしくは、バレエを始めて間もないあなた!

バレエ作品はけっこう見ているはずですよね!?

でも、バレエを踊ってみる側にも入ってくるのであれば、バレエの演目を見るだけでなく、今度は

バレエのお稽古(バレエレッスン)をしている動画

も見てみましょう。

なぜ作品だけでなくレッスンの動画を見る必要があるかを、今回はお話ししたいと思います。

初心者向けではありますが、ある程度レッスン経験のある方でも役に立つことだと思いますので、参考にして頂ければと思います。

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バレエは芸術の分類でいえば「再現芸術」

ある一つのバレエ作品は基本的に振付家が振付を考え、それをダンサーに指示し、ダンサーはそれを再現します。

コンテンポラリーなどでは即興性を求めることもありますが、クラシックバレエに関しては振付家の考えをもとにダンサーが忠実に踊ります。

同様にバレエレッスンも、指導する先生が始めに振りの順番を生徒に伝え、生徒はそれを再現することによって体を動かしていきます。

バレエの作品も日々のレッスンも、再現をすることによって成り立っているので、分類的には「再現芸術」と言えますね。

再現する対象=正しい形を視覚的に把握しておかなけばれば再現できない

そして再現するためには、前もって再現する対象を視覚的に把握しとかなければなりません。

たとえばレッスンで先生が

「バットマンジュッテを前・横・後ろでプリエ」

などのように振り出したら、動きをすぐにイメージできなければなりません。

でも、まだバレエ用語とその動作が頭に入ってない初心者にはパッとはイメージできないものですよね。

もちろん先生は言葉だけでなく、実際の動きでもって振付の指示もするのですが、きちっとお手本の動きをするとはかぎりません。

動いてもバレエ用語を使って簡略な動きだけで伝えることも多いです。

また、先生にはたとえば高齢の方もいて、その場合は振りを出すことはできても、きれいなお手本は見せることができないこともあります。

周囲の上手な生徒さんを見ながらレッスンもできますが、音楽が鳴って動いている最中はなかなかじっくり見ることはできません。

レッスン中に再現する対象=正しいバレエの形を知るのは、限界があると言えます。

正しい形を「レッスン動画」で視覚的に自分の頭に取り入れておく

なので、あらかじめ完成された形動きを、まず少しでも認識しておく必要があります。

バレエに興味を持ち始めて自分をやってみようかなと思った方は、バレエ作品を劇場DVDなどで見ているかと思いますが、レッスンの動画も見てみましょう!

バレエ作品だけを見てるだけでは、バレエレッスンで行う動きの再現対象を把握はできません。

一つのバレエ演目は日々のバレエレッスンから成り立っていますが、自分がこれからレッスンをしていく上では、レッスンの動きはまたバレエ作品とは異なった再現対象だからです。

たとえば、バレエ作品に基本的にバーはありませんし、DVDや劇場でバレエを見る光景と、教室で自分が体を動かしながら見るバレエレッスンの光景とは、まったく違います。

昔はバレエレッスンに関するDVDを買わなければ、レッスン動画を見ることはできませんでしたが、今はYouTubeで個人からプロのバレエ団までレッスン動画をアップしてくれているので、それを見ることができます。

初心者に的を絞ったレッスン動画もありますので、再現対象の把握だけでなく、バレエ用語を覚えたり、レッスンの雰囲気をつかむためにも効果的でしょう。

注意点としては、教室の考え方やメソッドによって、微妙に用語や動きが異なることもあるのを覚えておきましょう。

その時は、教室の先生の教えを優先させてください。

くれぐれも他ではこう言っていたとかは、言わないようにしてくださいね♪

参考として、下にオススメ動画を2つ挙げておきます♪

YouTubeで「バレエ レッスン 初心者」で検索すると、このような動画がたくさん出てきますが、下の2つは特にゆっくり丁寧に解説してくれていますので、バレエ初心者にはすごい役立つ動画ですよ。

最後に

バレエは再現芸術であることを念頭に置きながらレッスン動画を見て、ある程度の完成形を頭に入れておくと、鏡を見ながら自分で修正できるようになりますので、レッスンにはすごく効果的です。

バレエは、自分で自分の良くない箇所を直していく「修正力」を養うのも、大事ですから。

バレエ作品をたくさん見ておくことも大事ですが、ぜひレッスン動画も見て、日々のレッスンに生かしてみてくださいね。

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