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山形県山形市にある「文翔館」は外観だけでも大正ロマンを感じさせる重厚な建築物だった!

今回は山形市にある山形県郷土館「文翔館」のご紹介です。

山寺の見学の帰りに寄ってきたので、時間が遅く外観のみの訪問になってしまいましたが、外側から見るだけでも壮大な建物で良かったです。

大きな建築物のため、写真の撮り方に工夫が必要なので、その方法も含めてお話ししたいと思います。

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「文翔館」の場所

山形駅から車で10分のところで、歩いても30分はかかりません。

市中心部にあるので行きやすい場所ですね。

近くに駐車場もありますので、レンタカーで行っても大丈夫です。

旧県庁舎

この重厚感のある建築物には感動しました。

レンガの色などが歴史の重みを感じさせます。

現在は県庁舎の機能としてではなく、郷土館として山形県の説明や展示会などを行っています。

大きな窓ガラスなど、今の建築にはなかなか見られないので、時代の移り変わりを感じます。

外からガラスを通して、ぼんやりと室内の光が見える様子は、なんだか頑丈な建築とは対照的に温かみがありますね。

また建物の上に見える時計は、創設当初からずっと稼働しているらしく、いまだに現役らしいです。

荘厳な時計は山形市全体をずっと見守り続けているようです。

写真の撮り方ですが、門の内側やちょっと敷地に出たところだと上の写真のように、全体が入りません。

もし全体を入れたければ、

門の外に出て、さらに向かいの道路を渡ってそこから撮る

と全体が入ります。

道路のど真ん中で撮れれば1番ですが、車の通りが激しい場所でそれは難しいし危険なので、横断歩道の渡りはじめのところから撮りましょう。

車がけっこう走っているので、シャッターチャンスは信号が変わる時が狙い目ですね。

車が曲がってきたりするので、くれぐれも道路に出すぎないように気をつけてください。

また、撮る場所は建物に向かって左手のほうから撮ると遮るものがなくていいと思います。

右手だと信号があって、建物にかぶってしまいます。

この日はちょっと曇りだったので、空の色が残念ですが、かつての県庁舎の重みは伝えることができる写真は撮れたかなと思います。

ぜひ、この方法で写真を撮ってみてください♪

旧県庁舎の全体を写真に入れたければ、門の外に出て向かいの道路を渡って撮影する。

旧県会議事堂

旧県庁舎がクローズアップされがちですが、こちらの旧県会議事堂も立派なものでした。

こちらのほうは議場のほうでコンサートホールなどイベントの場として利用されているらしく、今も現役を続けているようです。

入口の両脇にある外灯や、大きなガラス窓など現代には少ないデザインが、なんだか新鮮に感じられます。

古くても新しさを感じるのは不思議なもので、歴史があるということでしょう。

こういう建築物はやっぱり重要文化財として残していくべきものだと痛感しました。

また、旧県庁舎と旧県会議事堂をつなぐ渡り廊下も趣があってよかったです。

こういう場所は大正期を設定にしたドラマや映画で、効果的に使えそうですよね。

「文翔館」にある公園

敷地内には公園ような広場があって、植栽などきちんと整備されていました。

憩いの場になっていて、散歩したり休憩したりするのにちょうどいい場所でした。

トイレもあるので、しばらく広場で息抜きをするのもいいでしょう。

仮に文翔館の中に入れなくても、天気のいい日なら気持ちいい時間が過ごせるのではないかと思います。

最後に

文翔館の内部に時間の都合上入れなかったのは残念でしたが、歴史のある雄大な建築物には圧倒されました。

もし時間がなくても外観だけでも感動するので、山形に訪れた際には、ぜひ見に行ってみてくださいね。