今回は山寺の帰りに寄った蕎麦屋さん「美登屋」の御紹介です。
山寺周辺にはたくさんの蕎麦屋さんがありますが、この「美登屋」の蕎麦は間違いなくおいしかったです。
ぜひ山寺登山の後に、お立ち寄りいただければと思います。
「美登屋」の場所
場所的には山寺駅から来たときに通る立谷橋の近くです。
川沿いに面して店を構えている感じですね。
玄関前には昔ながらの古風な看板があるので見逃すことはないですよ。
「美登屋」外観
上の看板の他に、こののれんが目印です。
いかにも老舗蕎麦屋さんという感じです。
「あがらっしゃい」は山形の特有の言葉みたいです。
どうぞおあがりくださいませとか言われるよりは、ずっと親近感がある言葉ですね。
実際にフレンドリーで気さくな対応が個人的には良かったです。
山形は言わずと知れた「そば処」ですよね。
上の写真は山形駅前の霞城セントラル内の山形観光センターにあったものですが、蕎麦の説明がありました。
いろんな店に行って、食べ比べたいですね。
「美登屋」内部
店の向こう側は川なので、せせらぎがきこえくるような店内です。
ボーっとお茶を飲んでいるだけでも、心が安らぎますよ。
遠くにはテレビでも話題になる芋煮会の大きい鍋が見えました。
また別の記事で御紹介したいと思います。
店内には約100年前の山寺の写真もありました。
今も昔も大きくは変わらない感じです。
上の五大堂の写真は危なっかそうで、思わず撮ってしまいました。
男性とおも言われる人が、手すりに腰掛けているのですが、けっこうな断崖絶壁の場所なので怖くはないのでしょうかね。
五大堂に関しては、下の記事を参考にして頂ければと思います
「天ざるそば」を注文!
今回は「天ざるそば」を注文してみました。
ざるそばに天ぷらが添えてあるシンプルな形です。
注意点ですが、かなり量が多いと言うことです。
通常の蕎麦の量の2倍近くはありますので、少食の方はご注意ください。
細かく見ていきましょう。
そば
最初の一口はインパクトが絶大です。
やや太めの蕎麦で歯ごたえが強く、香りが周囲に漂ってきます。
食べている間は、時間の流れがゆったりになる感覚になり、濃密な時を過ごすことができますよ。
薬味とのバランスもよく、蕎麦の舌触りを絶妙にアシストしてます。
蕎麦の持つ味をさらに引き立てている感じですね。
ただ、先ほども言いましたが、ボリュームはかなりのものです。
他の品の注文は控えめにしたほうがいいと思います。
天ぷら
そもそもの素材が風味があり素晴らしいので、本来の味が衣によって凝縮されたような天ぷらでした。
衣もサクサクとして軽く、まるで着心地の良い着物のようです。
蕎麦つゆに絡めながら食べるのは、食感とのバランスがよくおいしかったです。
最後に
運良く奥のカウンター席に座れたので、川のせせらぎを聞きながら、蕎麦を食べることができて良かったです。
蕎麦のおいしさだけでなく、店の雰囲気のいいので、いろんな意味で楽しめました。
皆さんも山寺に訪れた際は、ぜひおいしい蕎麦を味わってみてください。