今回はロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)内にあるPiazza Restaurantのご紹介です。
ロイヤル・オペラ・ハウスは、言わずと知れたコヴェントガーデンにあるロイヤル・バレエ団の本拠地ですね。
2024年12月28日(木)のお昼にPiazza Restaurantへランチに行ってきたのですが、大手の旅行雑誌には載っていない隠れ家的な存在で、料理がおいしいだけでなく雰囲気も良かったので、ロンドン旅行の際にはオススメの店です。
レストランは最上階にあり、そこからの眺めも素晴らしいので、旅行の際はぜひ行ってみてください♪
「Piazza Restaurant」の予約は必要なし
ロンドンの格式あるレストランでは予約必須のところもありますが、このPiazza Restaurantは、一応予約は不要で、いつでも入店はできます。
ただ、場合によっては混雑していることもあるので、もしスケジュールが確定しているのであれば、できる限り予約をしていくといいでしょう。
予約自体は、ロイヤル・オペラ・ハウスのサイトから、簡単に予約できます。
日本語にも対応しているので、英語が難しい方でも大丈夫ですよ。
ちなみに同じ館内の2階には、公演日の日だけディナーを提供するレストランもありますが、こちらは予約必須で、かつ公演チケット保持者限定なので気をつけてください。
ロイヤル・オペラ・ハウスでの鑑賞が決まっている方は、下の過去記事を参考にこちらも検討してもえればと思います。
「Piazza Restaurant」の行き方
他の記事でも紹介していますが、ロイヤル・オペラ・ハウスへの行き方は簡単です。
コヴェントガーデン駅がら歩いて約2分なのでそんなに迷うことはありません。
コヴェントガーデン自体はどこも賑やかなので、食前にいろいろ回ってみるのもいいかもしれません。
自分は食後にイベントをやっていたコヴェントガーデン広場を探索しました。
「Piazza Restaurant」の入口には注意
ロイヤル・オペラ・ハウスは上の写真のように2つの建物が並列にならんだ構造になっています。
厳密に言えば、劇場を指すロイヤル・オペラ・ハウスは右側の建物で、左の建物はポール・ハムリン・ホールと呼ばれています。
まあ、ポール・ハムリン・ホールにロビーやクロークがあるし、2つの建物は中で行き来できるようになっているので、ひとまとめにロイヤル・オペラ・ハウスと言っても間違いではありません。
今回ご紹介するPiazza Restaurantは、左側ポール・ハムリン・ホールの3階(建物構造としては4階)にありますので、下の写真の矢印の扉から入ってください。
階段とエスカレーターで3階へ
中に入ると1階は広いロビーが広がっています。
ここにはROYAL OPERA HOUSE CAFÉがあり、公演日以外でも多くの人がくつろいでいました。
実際のバレエ公演で使われた衣装も展示されており、バレエファンにはテンションが上がるものがけっこうありました。
1階にはトイレもあるし、トイレの少ないロンドンでは旅行者にありがたい場所になっていますよ。
今回目指すPiazza Restaurantは、階段とエスカレーターを使っていきます。
まずは上の写真の矢印の場所から階段を上っていきましょう。
階段を上がりきると美しいレストランが現れますが、ここはディナー専用のレストラン(公演日のバー)なので、ここからエスカレーターを使ってさらに上にいきます。
3階にいくとすぐ目の前にPiazza Restaurantの入口が出てきます。
「Piazza Restaurant」の店内
入口にはトゥシューズが飾ってあり、なかなか見応えのある門構えとなっていました。
また、中にもバレエの印象的な絵が飾られていたりして、見た目も楽しめる作りとなっています。
オペラ・ハウスとオペラの名が入っている建物名称の割には、なんとなくバレエよりの展示物が多かったような気がしました。
全体的に落ち着いた雰囲気のレストランで、コヴェントガーデンの喧騒から一歩離れた隠れ家的な場所のようでした。
店内のお客さんは普段着の服装だったので、私服でも大丈夫です。
「Piazza Restaurant」の料理
上の写真はメイン料理の一つです。
重くもなく軽くもない食べやすいステーキでした。
それほどコッテリとしたものでないので、あまり洋食を食べ慣れていない人でも口に合うと思います。
こちらは魚料理のメインですが、クリーミーな香りが魚にうまく溶け合っていて美味しかったし、何よりも見た目のデコレーションが目の保養にもなりました。
やっぱ
食事は味だけでなく、目でも楽しむもの
ですね!
お値段は
2コース:22€
3コース:30€
と決して安くはありませんが、上質な雰囲気を味わいながら上質の食事をするのも旅行のいい思い出となるので、試してみるのもありですよ。
店員さんもフレンドリーだったので、いい気分で食事ができました。
ちなみにロンドン旅行では当然のことですが、現金は対応していないのでクレジットカードは忘れないようにしましょう。
3階はミュージアムにもなっていて見るべきもの多数あり
食事を終えたらすぐに帰るのではなく、3階はロイヤル・オペラ・ハウスを紹介する展示品がたくさんありますので、そちらも見ていくといいですよ。
バレエやオペラの名作や上演史が紹介されていましたし、バレエファンにはおなじみのダンサーの写真も飾られていて、けっこう見入ってしまいました。
すぐそばにはバーもあるし、気軽に軽食を楽しむこともできます。
ノマドワーカーらしき人がパソコンを開きながら仕事をしていたり、観光客や家族連れもくつろいでいて憩いの場のようでもありました。
またポール・ハムリン・ホールを上から眺めることができるので、そこも見ておきましょう。
ガラス張りの建物の中から、陽の光がスッと入ってきている光景は美しいものがありました。
ガラス張りの建物は、外からだけでなく中からも楽しめるのいいですね。
ディナー専用のレストランである「Paul Hamlyn Hall Dining」が広がっていますが、ここは公演日限定なので、やっぱりできればロイヤル・オペラ・ハウスでバレエなどを鑑賞して利用してほしいところです。
そして、忘れてはならないのが、屋外のテラス席もあることです。
ここでもランチは可能ですが、コーヒーや軽食もテイクアウトで売っているので、コヴェントガーデンの雄大な景色を見ながらまったりするのもオススメですよ。
この時はクリスマスシーズンだったので、コヴェントガーデン広場は賑やかで、寒い日だったにもかかわらず街は活気でみなぎっていました。
最後に
Piazza Restaurantはロイヤル・バレエ団の本拠地であるロイヤル・オペラ・ハウス内にあるということで、バレエ愛好家には料理だけでなく、建物の外観や雰囲気も楽しめるところです。
ロイヤル・オペラ・ハウスは、大英博物館からも近くにあるので、抱き合わせで行ってみるのもいいでしょう。
意外に穴場のレストランなので、ロンドン旅行を考えている方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか♪