今回は山形県にある蔵王中央ロープウェイをご紹介したいと思います。
2021年10月23日(土)にJ2リーグ第35節モンテディオ山形VSザスパクサツ群馬の試合を見に行ってきたのですが、その翌日の24日(日)に蔵王まで足をのばしてみました。
紅葉は真っ盛りではなかったですが、目に否応なく焼き付くような壮大な景色を見ることができましたよ。
ぜひ多くの人に見てもらいたいです。
場所・アクセス
蔵王中央ロープウェイは、山形駅から車で約40分ほどの場所にあります。
山形駅からはバスも出ていて、蔵王に着いたら乗り場までは徒歩5分ほどでいけます。
蔵王中央ロープウェイの乗り場駅名は「温泉駅」で、蔵王温泉街の中心に位置していますので、アクセスには便利と言えますね。
自分はレンタカーを借りていたので、車で行ったわけですが、すごい近いなあと感じました。
駐車場も約100台以上停められるスペースがあったので、車で行っても何の問題はないです。
注意点ですが、上の写真にあるように「蔵王ロープウェイ」(写真の一番右側のロープウェイ)というのもあり、「中央」がないロープウェイもありますので、区別してもらえればと思います。
3つのロープウェイがあって、上の写真の左側から(方角的には北側から)「蔵王スカイケーブル」「蔵王中央ロープウェイ」「蔵王ロープウェイ」という位置づけになっています。
ナビに間違って入力してしまうと、別の場所に行ってしまうので注意しましょう。
運行情報は前もってHPで確認すること!
コロナがだいぶ収束した頃とは言え、けっこう多くの人が窓口で並んでいました。
運賃は上記写真のとおりです。
基本的に20分ぐらいの間隔で運行していたので、それほど長くは待つことはありません。
注意しておくべきことは、ロープウェイが運休することもあるので、前もってホームページで情報を確認しておいた方がいいことです。
自分が行ったときは、蔵王中央ロープウェイは運行していましたが、同じ会社の「蔵王スカイケーブル」は運休していました。
整備点検のために運休することもあるので、前もって運行実施の確認をしておいたほうがいいでしょう。
ゴンドラは大きくて迫力がある
見た目にもゴンドラは大きく、乗り場に降りてくるのを見るだけでも、迫力がありましたよ!
定員は101人らしいですが、あくまでも法定上の許容範囲ということなので、コロナの関係もあってか、すし詰めで乗るようなことはありませんでした。
この乗り場である温泉駅から山の上にある鳥兜駅までは総延長1,787mということで、標高1,387mにある鳥兜山頂上まで一気に上っていきます。
蔵王の雄大な景色
空中散歩とはうまく言ったもので、本当に美しい風景の上をのんびり歩いているようなゆったりとした気分になりました。
約7分ぐらいのお散歩ですが、眼下に広がる木々の群れは太陽の光を浴びて、目に優しく輝いていました。
輝くという表現を思わず使いたくなるぐらい、見とれてしまいます。
紅葉はまだ始まったばかりの頃で、紅葉の絨毯とまではいきませんでしたが、それでも目が釘つけになるくらいの美しい景色でした。
紅葉シーズンだけでなく、冬もきれいな雪化粧が彩るらしいので、いろんな季節に訪れてそれぞれの蔵王の姿を見てみたいですね。
映画『スターウォーズ』のようなシーン
ロープウェイ走行中の途中に出てくるケーブルを支えている柱ですが、上から下に行くとき下界のほうを見ていると、急に後ろから現れてビックリする時があります。
今回動画を撮っているときに、柱がまるで後方からロープウェイ上空をすれすれにかすめていく飛行物体のように見えたので、その動画アップしておきますね。
ちょっと映画『スターウォーズ』の冒頭で、宇宙船が真上を通っていくような感じですよ。
ただの柱なのに妙にカッコよかったです。
頂上到着
気をつけていただきたいのは、温泉駅から鳥兜駅まで高低差は524mあることです。
上と下では、気温がだいぶ差があって、写真にあるように到着して乗り場を出たら、なんと雪が積もっていました。
下で寒くなくても上はかなり寒いので、くれぐれも羽織るものを用意していってくださいね。
また、鳥兜駅からは、トレッキングコースにもなっているので、ハイヒールとはでなく歩きやすい靴の方がいいでしょう。
最後に
蔵王中央ロープウェイは単なる移動手段ではなく、観光のハイライトと言えるぐらい、絶景が広がっていました。
降りてから鳥兜山頂上にある展望台(蔵王大黒天展望台)のご紹介も別の記事にしてあるので、参考にしていただければと思います。
蔵王中央ロープウェイは時期をずらしリピートし、四季折々の蔵王の姿を見ていきたいですね。