2020年9月11日に北海道・稚内からのフェリーで、礼文島にいってきました♪
今回はその時に訪れた「澄海岬」についてご紹介します。
自分は礼文島のレンタカーを予約して自動車でいったのですが、定期観光バスも出ているので、澄海岬に行かれる方は参考になると思います。
澄海岬までの道のり・見どころ
道のりについて
澄海岬は上の地図にあるようにフェリーターミナルから車で30分ほどの場所にあります。
この島の最北端に最も有名な「スコトン岬」があるので、そこへ行くときの寄り道になる感じですね。
そして、礼文島の西側は断崖絶壁で道路がありません。
なので、基本的に東側にある一本道を往復することになり、行きも帰りも同じ道を使うことになります。
上の写真のように、行きは基本的に右手に海が見える状態で進むことになります。
帰りは左側に海があるような状態で戻ることになります。
この日は、曇りで少し波が荒れがちでしたが、目的地に着く頃は少し晴れてくれたので良かったです♪
澄海岬の光景
澄海岬ではまず駐車場があり、そこから歩いて約10分かけて岬が見える展望台にいくコースになっています。
駐車場のそばには売店もありますし、トイレもありますよ。
トイレはすごい綺麗だし、きちんと観光名所として整備されていました。
約10分かけて歩きますが、展望台に行くまで階段もけっこう登りますので、高齢者は少しばかり大変かもしれませんね。
でも、登っている途中に休憩デッキがありますし、しだいに美しい入り江が見えてきますので、頑張れると思いますよ♪
見てください、この美しい光景!
ゆるやかな曲線を描く海岸の中に、鮮やかなコバルトブルーの海が漂っています。
まるで、海の中に宝石があるようでしたよ!
入り江なので波は落ち着いており、なんだか心が癒されるようでした♪
コロナ禍のためか、まわりに人はいなくて自分だけだったので、宝石のような光景を独り占めすることができました。
澄海岬というのは、だいたい想像できるように「SKY」と言葉をかけていて、まさに青々しく澄んだ海でした。
観光地名も町民の公募できまったらしく、まさに地元の方の思いが詰まったネーミングですよね。
美しい入り江にピッタリの名称だと思います。
他の見どころ⇒澄海岬の魅力は入り江だけじゃない!
海が見えてくる瞬間がきれい!
入り江の美しさだけがどうしても話題に取り上げがちですが、それだけじゃないですよ!
澄海岬に到着するまでの景色もきれいです。
特に下の3枚の写真からわかるように、澄海岬に着く直前の道のりから、フッと海が見えてくる瞬間が心に残る光景ですよ♪
光に照らされた海が眼前にそっと顔を出すさまは、こちらの訪問を歓迎してくるように見えますね♪
澄海岬に近づいてきたら、ぜひ前方に注意してみてくださいな!
この過程の光景を含めての澄海岬だと思っています♪
地形の美しさ
上の写真のように入り江の反対側には美しい曲線が印象的な山が連なっています。
こういう光景は日本ではなかなか見られないので、自分は思わず入り江以上に見入ってしまいました。
断崖絶壁から望む海の展望は、秘境の地にいるかのような錯覚に陥りますよ♪
こちらの写真は、展望台から降りてきた駐車場近くから撮ったものです。
波の音と海の香りが空間に混ざり合って、緑色の山肌がすごく際だっていました!
入り江以上に心に残るものがあって、自分はこちらの光景のほうが心に刻まれた感じですね。
ぜひ、入り江だけでなく、反対側の光景も楽しんでみてください♪
雲間から漏れる光が海面を照らす絶景
こちらは天候に左右されてしまうのですが、雲の隙間から光が差し込んで海を照らす光景がなんとも幻想的できれいでした。
海面の一か所だけがキラキラと輝いているのは、そこだけ異次元の世界が広がっているようで、とても魅惑的でしたよ♪
天候に左右されてしまいますが、海に囲まれた礼文島は、天気が変わりやすく曇りの日や雨の日が多いので、こういう光景がよく見られると思います。
上の写真のように断崖絶壁以外に海風によって浸食された奇岩も点在しているので、魅力的な自然の要素に恵まれていると言えますね。
美しい入り江・断崖絶壁・奇岩・展望台から見る海の眺めなど、すべてが絶妙に混じりあって澄海岬の魅力を形作っていると言えるでしょう。
澄海岬に関する注意点
フェリーは早く降りてレンタカー屋さんへ!
ここからは澄海岬を楽しむための注意点です。
レンタカーを借りる時ですが
フェリーからは早めに降りて一番にレンタカー屋さんに行くようにしましょう!
レンタカー屋さんはフェリーの到着時刻を知っているし、日帰りの人もいて時間に余裕がない観光客もいることをわかっているので、かなり素早い手続きしてくれますが、やはり狭い事務所に数十人の車を借りる人でいっぱいになります。
フェリーの最後のほうに降りてのんびりいくと、レンタカー屋さんで数十分待たされることになってしまうので、時間を有効活用したいなら、フェリーが到着する前に出入り口にいて、一番に下船してレンタカー屋さんに向かいましょう♪
今回はニッポンレンタカーで自動車をお借りしました。
自分は一番に借りることができましたが、手続きの最中に続々と後ろに人だかりができていて、事務所内がいっぱいになったので、やはり一番にレンタカー屋さんに駆け込むことをオススメします!
礼文の風は強い!
上の動画、少し伝わりづらいですが
礼文の風は強いです!
この日が特別に風が強かったというわけでなく、地元の人曰く、風のない日がむしろ少ないということでした。
なので、階段を登るときなど、足元には注意してくださいね。
それと、帽子とかマスクを飛ばされている人もいたので、強い風を受けても飛ばされないように工夫する必要あります。
でも、この風も澄海岬とマッチしていて、嵐の中の突風は大変ですが、風と格闘しながら見る絶景もいいものですよ♪
最後に
澄海岬は映画「北のカナリア」のロケ地としても使われたので、ますますメジャーな観光地になってきています。
自分はこの後さらに最北端のスコトン岬にも行きましたので、そのご紹介もまた今度しょうと思っていますが、まずは必ず澄海岬に寄ってってくださいね!