ドイツ旅行

バイエルンミュンヘンのスタジアム「アリアンツアレーナ」

サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ 2019-20 (UEFA Champions League 2019-20)は、バイエルンミュンヘンが7年ぶり6回目の優勝で終わりましたね。

パリ・サンジェルマン(PSG)は惜しくもCL初優勝を逃してしまいましたが、バイエルンミュンヘンと互角にいい試合をしていたと思います。

今回は2017年にバイエルンミュンヘンのホームスタジアムである「アリアンツアレーナ」「バイエルンミュンヘンVSヴォルフスブルク」の試合を見てきたので、その時の様子や注意点をご紹介したいと思います!

スタジアム外部

外観

見てください、このスタジアムの光景!かなり迫力があります!

大きさでいえば他のヨーロッパのスタジアムも大きいですが、アリアンツアレーナはスタジアムを覆っている半透明の皮膜クラッディングパネルがよりインパクトのあるものにしていますね。

人の大きさから見てもかなり巨大な建造物であることは想像できるとは思いますが、現地で見るとその壮観さに圧倒されますよ♪

少し薄暗くなってきたところです。

さすが世界ナンバーワンと言われるスタジアムのせいか、外国人観光客も多く、いろんな国の人が散見されました。

まあ、この写真を撮った自分も観光客感を丸出しにしていましたが(笑)

中にはLEDライトを照らす装置が備わっているので、自由に色をつけることができるらしいです。

国際試合では白色とか、1860ミュンヘンでは青色(今は使用契約解除)とか変化しますが、バイエルンミュンヘンはチームカラーである赤色が点灯されます。

赤色に点灯されたスタジアムは夜の闇の中で煌々と光ってすごい綺麗でした!

ちなみに、スタジアムを覆っているパネルは日本製で、旭硝子さんが納品したとのこと。

日本人としてはちょっと誇らしい気持ちになりますね♪

試合がない日でもスタジアム内に入ることはできて、ガイドツアーも行っているので、楽しめます。(現在はコロナ禍のため中止)

ただ試合を見るほうが、上の写真にあるようにスタジアム周辺にサポーターたちが集まって、まるでお祭りのような賑わいがあるので、やはりチケットを入手していくのがおススメですね♪

注意点

入場前の注意点としてですが、やはりバイエルンミュンヘンのタオルなどを買って首に巻いたりしましょう。

外に売店とかがありユニフォームなどと一緒に様々なグッズが売られています。

熱烈なサポーターもいるので、もしアウェイチームのほうを応援していると思われたら嫌がらせされる可能性もあるし、実際にそういう例も聞きます。

さすがにユニフォームだと高いので、タオルなどは海外旅行の記念品にもなりますし、気分良く観戦したければ購入しておいたほうがいいでしょう。

自分はバイエルンミュンヘンがお気に入りとかではないですが、一応タオルを買って首に巻きながら、相手側であるヴォルフスブルクを心の中で応援していました(笑)。

簡単なファーストフードも売っていたので買ってみました。

ドイツ料理はあまり口に合わないのですが、この上の写真にあるソーセージもなんかも微妙でした・・・。

スタジアム内部

客席

約7万5000人収容可能なスタジアム

ここからスタジアムの中を見ていきましょう。

立見席なども入れれば、約7万5000人が収容できる大きなスタジアムです。

すべての客席に屋根がついているので、雨が降っても観客は濡れることはありません。

下の動画にもあるとおり、中は壮観な空間が広がっています。

芝生は非常にきれいで、試合のない日は太陽光だけでなく、常に人工的な光も当てられて良好な状態が維持されています。

日本でいうゴール裏アウェイ席はない!

上にある動画をご覧になればわかるとおり、日本でいうゴール裏アウェイ席はなく、すべてバイエルンミュンヘンのサポーターが座っています。

まさに本当のアウェイで、これを見たら日本のホーム戦も相手サポーターがゴール裏に陣取っていることに違和感さえ感じてしまいますね。

では、アウェイ席がないのかとい言えばそういうことはなく、上の写真のように最上階の席にちょこっとありました(笑)

けなげに応援していたので、自分は心の中で彼らも応援していました♪

傾斜・音響

上の写真にあるようにかなり傾斜がついていますが、怖いと思うほどではありません。

ほど良い感じで傾斜がついているので、基本的にどこに座ってもそれなりに選手の動きが見える感じでした。

コーナー付近ではさすがに見づらいかもしれませんが、メイン席やバック席なら上階のほうでも十分楽しめると思います。

また、スタジアム自体、音響効果も意識しながら設計されているらしく、歓声などすごくよく響きました。

応援など隅から隅まで伝わっており、おそらくコンサートなどの劇場としても使えるのではないかと思う反響でした!

試合前

テーマ曲

試合前のセレモニーで鼓笛隊がバイエルンミュンヘンのテーマ曲を演奏していました。

このテーマ曲、選手が試合前のお披露目練習でも歌詞入りの録音が流れ、サビ部分ではみんなが大合唱でした。

サポーターが一体となっての大合唱だったので、これは相手側チームはかなりやりづらいだろうな~と思います。

いい曲なので、ぜひ皆さん聞いてみてください♪

どちらかというと自分はアンチ・バイエルンですが、この曲はサッカーチームのテーマ曲としては素晴らしく、自分は大好きな曲です。

試合

試合は前半でバイエルンミュンヘンが2点を先制するも、ヴォルフスブルクがその後2点を取り返し、結果的に2-2の同点で終わりました。

上の動画は、1点目を返すところですね。

たまたま動画を取っているときに入ったのでビックリでした!

この試合の敗戦で、この時の監督であるアンチェロッティが解任されので、ターニングポイントとなる試合だったと言えるでしょう。

そんな分岐点となる試合を見ることができてよかったです♪

スタジアムへの行き方

電車

自分はレンタカーを使って、ドイツを縦断していたので、電車では行っていないのですが、ミュンヘン中央駅から簡単にいくことができます。

地下鉄U6線に乗ってフレットマニング(Frottmaning)で下車し、歩いて15分ほどです。

駅を降りれば、もうスタジアムは見えますので、それに向かって歩くだけですね。

試合の日なら流れができていますので、みんなについていけばたどり着けるでしょう。

自動車

上の写真にあるとおり、スタジアムに近づくと丁寧な案内板がたくさん出てくるので迷うことはないと思います。

駐車場に関しても特に予約せずに行っても大丈夫です。

何せ1万台近く収容できる駐車場があり、日本の郊外にあるイオンのような大きさの駐車場が5棟ぐらい並んでいました。

写真がないのが惜しいところですが、これはこれでスタジアム並みに巨大でしたよ!

もっとも大きいだけに出るのも大変で、外に出るのに結局1時間近くもかかってしまいました・・・。

注意点

ご覧になってきたように、遠くから見てもスタジアムが美しいので、近くのアウトバーン(高速道路)では、見とれてしまうあまり事故が多発しているらしいです。

上の写真は、高速道路から撮ったものですが、確かに遠くから見ても独特のフォルムが見えていて、思わず見とれてしまいます。

レンタカーなどで行かれる場合は、くれぐれも運転中にスタジアムに気を取られて運転操作を誤らないようにしてくださいね♪

最後に

最後に帰りの高速道路から撮った動画です。

真っ黒な闇を背景に、煌々と輝く赤色のスタジアムは本当に圧巻でした!

サッカーに興味のない人でも、アリアンツアレーナという建造物は観る価値があるので、ぜひドイツ南部を訪れた際は行ってみてくださいな♪