今回は北海道にある離島、礼文島の最北端「スコトン岬」についてご紹介します♪
前に「澄海岬」を紹介しましたが、その続きになるような記事となっております。
日本の最北端と言えば、もちろん「宗谷岬」ですが、宗谷岬は公園の中にあり、モニュメントが立っていて比較的にぎやかな場所なので、最果て感を感じたいなら、こちらのスコトン岬がおススメですよ♪
スコトン岬のアクセスと駐車場
アクセス
澄海岬に行くときと同じですが、基本的に海岸線沿いに沿って車を走らせる形で一本道となっています。
なので、行きも帰りも基本的には同じ道を通ることになりますので、レンタカーを使っていく方でも迷うことはないですよ♪
行くときは必ず先に澄海岬に寄ってから行ってくださいね。
駐車場
駐車場は広々としていて、乗用車が約20台ほど停められます。
この日は2020年9月11日で、GoToキャンペーンが実施されてはいましたが、まだコロナの影響があるせいか他に観光客はいませんでした。
大型バス駐車場もあったので、本当はもっとにぎやかなんでしょうね・・・。
宗谷バス株式会社による定期観光バスも出てますので、コロナが収束すればここにずらっとバスが並ぶのでしょうね。
そんな日が早く戻ってくればいいですよね♪
正面の建物が売店で、左奥の灰色の建物がトイレとなっています。
スコトン岬は建物に向かって右側からいくことになります。
美しいスコトン岬
売店建物の右側から進むと、すぐに上の写真のような美しい光景が目に飛び込んできます。
正面に見える島は「トド島」です。
海の中でどっしりと鎮座しているように見えて、山岳信仰のある日本人には、どこか畏怖の感情を呼び起こされます。
まる旅行客を優しく見守っているようにも見えました。
近くまで行くと看板が見えて、さらに下に行く階段があります。
澄海岬はやや急な上り下りがありましたが、こちらは比較的なだらかな階段です。
看板にはスコトン岬が最北限であることが書かれていました。
かつては最北端と呼ばれていたらしいですが、正確な測量では日本の最北は宗谷岬であるので、スコトン岬側は最北限と自称することにしたらしいです。
ただ、最初にも書きましたが、最果て感を感じたいなら、やっぱり荒涼とした原野に荒々しい岩場があるスコトン岬のほうがいいでしょう♪
最北限に到着!
下に降りる階段からの撮影です。
右にある建物はなんと民宿で、こんなところに泊まれる場所があるなんてビックリしました!
ネットで見てみましたが、けっこうしっかりとした宿泊施設のようで、快適に過ごせそうです。
こじんまりとした可愛らしい建物で、いつかはここに滞在してみたいな~と思いました。
今はコロナ禍で混んではいませんが、観光シーズンはけっこう予約が埋まるみたいですね。
最北限をどっぷり体感したい方は、早めに予約状況をチェックしておいたほうがいいようです。
そして最北限到着です!
木製の板が風雨で老朽化していますが、それがなんだか自然の強さを感じさせました。
風が強くて大変なのですが、広々とした海を眺めながら波の音に耳を澄ましていると、絶景を前にすこし穏やかな気持ちにもなりました。
心が洗われるというか、なんか自然に守られている感覚になります。
スコトン岬の最も写真映りがいいポイント
最北端もいいのですが、階段を降りている途中が1番フォトジェニックですよ!
全体が見まわすことができますし、広々とした大海原の絶景をダイレクトに感じることができます。
下に動画もあげておきますね♪
雲間から漏れる光が海面を照らす光景
そしてここでも、太陽の光が海面を照らす美しい光景を見ることができました。
本当に異次元の世界が広がっているように感じます!
スコトン岬の売店
売店について
スコトン岬の興奮が冷めやらぬ状態で、売店のほうに戻ります。
先ほどの民宿を運営している会社が売店をやっていて、「島の人」という表札がありました。
島の人というネーミングがいいですね♪
中には有名な利尻昆布も売られていて、けっこうなお値段でした・・・。
やはり高級食材だけあって、上記の写真のように10,000円もするものもありましたよ!
今はネットでも購入可能ですが、こういった現地で買うのも生産地の雰囲気がわかって購買意欲をそそられてしまいます♪
オススメのお土産:昆布重ね巻
そして、今回強くオススメしたいのは、この「昆布重ね巻」です!
テレビでも紹介されて人気商品みたいで、試食をさせてもらったのですが、人気そのままに本当においしいです!!
サーモンに昆布が巻かれていて、まるでミルフィーユの状態になっています。
昆布版ミルフィーユと言ってもいいでしょう。
あまりのおいしさに、思わず爆買いしてしまいました。(笑)
種類もいくつかあるので、ぜひお土産とかにもオススメです!
きちんとパッケージされているので、賞味期限も約3カ月ほどです。
自宅でこれを食べると利尻島・礼文島の美しい光景と思い出がよみがえってきて、お口も気持ちも幸せな状態になりますよ。
ネットでも買えるみたいなのでご興味のある方はぜひ食べてみてください!
おしゃれなカフェもあります♪
外は最果て感が満載なのに、この売店はきちっと整備されていて、まさかのオシャレなカフェもありました!
ここには有名な「昆布ソフトクリーム」がありますが、時間がなくてちょっと試せませんでした。
ここでしか売られてないみたいなので、いらっしゃった方はぜひ味わってみてくださいね。
コーヒー好きなので、上の写真の「礼文ブレンドコーヒー」も気になりましたが、後ろ髪を引かれる思いでカフェをあとにしました。
こんなところにもWi-Fiがあるなんて不思議ですね・・・。
こんなところと言ってはなんですが、インターネットがここまでつながっていると、もう情報収集とか困りませんよね。
礼文島に来るフェリーでもWi-Fiがつながりましたが、すごい時代が来たものだなと痛感しました。
最北限のトイレも堪能してください♪
そして何よりも忘れてはいけないのが、この「最北限のトイレ」でしょう(笑)。
カフェと同じでしっかりと整備されており、非常にきれいなトイレでした♪
最北限とありますが、おそらく日本の最北端の公衆トイレと言っても間違いないと思います。
最果ての地でのトイレは感慨深いものがありますよ♪
最後に
澄海岬でも書きましたが、映画『北のカナリアたち』は礼文島が舞台となっており、スコトン岬もロケ地となっています。
スコトン岬に訪れる前に映画を見ておくといいかもしれませんね。
澄海岬とスコトン岬は素晴らしい絶景なので、セットで見てほしい場所です!
コロナ禍でなかなか大変な状況ですが、ぜひ2つの岬を堪能しに行ってみてくださいね♪