バレエ

ロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)のロビーの様子や開演前の過ごし方について

今回はロンドンにある「ロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)」ロビーの様子や開演までについてのお話しです。

別の記事ではロイヤル・オペラ・ハウスの外観に絞った話をしていますが、この記事では客席までの空間や開演前までの過ごし方についてお話ししたいと思います。

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ロイヤル・オペラ・ハウスは、パリのオペラ座やミラノのスカラ座と違い少し建物規模が小さめなので、早めに劇場に行く時は注意が必要です。

ここでは開演前までの状況やオススメの過ごし方をご紹介しますので、ロイヤル・オペラ・ハウスに訪れる際の参考にしていただければと思います。

「ロイヤル・オペラ・ハウス」の正門写真

「ロイヤル・オペラ・ハウス」のロビーはかなり狭い!

「ロイヤル・オペラ・ハウス」ロビー

ロイヤル・オペラ・ハウスのロビーですが、上の写真にあるようにかなり手狭になっています。

この点は他のヨーロッパの劇場とは異なり、社交場のスペースとしてはあまり大きくはありません。

2階にはクラッシュルームという広間があって、今は公演日は基本的に予約制のレストラとして使われていますが、昔はそこが社交場の中心だったのかもしれません。

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広いスペースのある部屋で立派なシャンデリアがもあり、入口付近にあるわけではないですが、ここがホワイエ(建物の玄関・出入り口近くに広くとられる広間。劇場では、控え室・休憩所などの意味合いもある)の役割をかつては果たしてきたような感じです。

「ロイヤル・オペラ・ハウス」内にあるレストラン「クラッシュルーム」

なので、早くロイヤル・オペラ・ハウスに到着しまった時などは、お隣にあるポール・ハムリン・ホールにいきましょう!

ポール・ハムリン・ホールの1階にはクロークもありますし、カフェもあって開演前にくつろげる場所として最適です。

2階にはバーもあり、ロイヤル・オペラ・ハウスとポール・ハムリン・ホールは中でつながっていて行き来ができるので、開演時間ギリギリまでいることができます。

事実上ロイヤル・オペラ・ハウスのロビーの役割は、ポール・ハムリン・ホールが担っていると言ってもいいでしょう。

ちなみにポール・ハムリン・ホールには

「PAUL HAMLYN HALL DINING」

「BALCONIES RESTAURANT」

などのレストランもありますが、すべて予約必須なので、行く時はかならずネットで予約してからいきましょう。

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パンフレットは必ず購入すること♪

ロイヤル・オペラ・ハウスのロビーは狭いですが、パンフレットは売っていますので、ぜひ買っておきましょう。

お馴染みの真紅の表紙カバーで、中身は公演作品の説明がありますし、ロイヤル・オペラ・ハウスの最高のお土産となります。

イギリスの物価は高いですが、値段は8.5€(約1,400円)と、まあまあな金額です。

日本の某バレエ団のパンフレットよりは安いし、鑑賞の記念にもなりますので必ず購入しておきましょうね!

イギリスの劇場はどこでもアイスクリームが売られている!(重要)

ロビーにはパンフレットだけでなく、アイスクリームも売っています!

ロイヤル・オペラ・ハウスに限らず、イギリスのほとんどの劇場には、季節を問わずアイスクリームが売られています。

お値段は4€(日本円で約600円)でちょっとお高めな設定です・・・。

冬の寒い日でも、来場者が開演前や休憩中にアイスクリームをおいしそうに食べている光景は日本人にとっては不思議なのですが、非日常空間である劇場で食べるアイスクリームはおいしく感じるのかもしれません。

昔のようなロイヤル・オペラ・ハウスのロゴが入ったアイスクリームは販売していなくて、「Northern Bloc」という天然成分を使用した環境にいいと言われるアイスクリームになっていましたが、昔のオリジナル容器がないのはちょっと寂しかったです。

とは言え新しいアイスクリームも美味しかったので、ロイヤル・オペラ・ハウスに訪れたら、ぜひ味わってみてください!

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キャスト表はデジタルシートになっている♪

ロビーにあったキャスト紹介のディスプレイ

キャスト表は紙ではなく、大きなディスプレイで表示されていました。

もちろん一人一人に紙で配られることもなく、QRコードがあるのでそこから読み取って確認する形となっていました。

ホームページのサイトからもいつでも確認できるので、今は便利な時代です。

この日の公演では、日本人ダンサーかなり出演していて、しかも王子役にはアクリ瑠嘉さんが配役されていたりと、日本人率が高かったです。

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他にも佐々木万璃子さん、前田紗江さん、佐々木須弥奈さんが出演されていましたよ♪

館内にはエレベーターがある。

ロイヤル・オペラ・ハウスでは、エレベーターも設置してあり、階段を何段も上がることなく最上階に行けます。

障害者にも優しい劇場の作りになっているし、古い建物ながらきちんと現代基準にリノベーションされていて、なかなか進歩的のように感じました。

足腰の悪い方などは、無理して階段を登らずに、せっかくですからエレベーターを利用しましょうね!

そして座席に到着!

自分は今回はドナルド・ゴードン・グランド階 (The Donald Gordon Grand Tier)という、2階席の最前列の席で絶好の眺めだったため、お馴染みの真紅の幕を見たときはいつになく感動し鳥肌が立ちました。

幕の色に限らず、座席や階段も含めた建物内全体が、ロイヤル色で統一されていて、ロイヤル・オペラ・ハウスの個性が強調されていました。

座席からの眺めや公演内容の詳細は、また別の記事で紹介したいと思います。

最後に

ロイヤル・オペラ・ハウスは外観こそ古代ギリシャの建築様式を元にしていますが、内部はきちんと現代基準に整備されていて、よくできた作りをしていました。

またロビーこそ狭いですが、お隣にあるポール・ハムリン・ホールにも行き来できカフェやレストランもあるので、早めに行ってまったりとくつろぐ場所もあり便利です。

まだロイヤル・オペラ・ハウスに行かれていない方は、ぜひ早めに行ってロイヤル・オペラ・ハウスやポール・ハムリン・ホールを楽しんでいただければと思います。

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