別の記事で、「男性更衣室問題」について触れました。

大人の男性がバレエ教室に通おうとすると、レッスン以前に設備面で不利になることが出てくるという話でした。

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その延長線上にあるのが、今回取り上げるトイレの問題です。

更衣室と同じく、普段あまり意識されにくい部分ですが、初めてバレエ教室に足を運ぶ男性にとっては、実は非常に神経を使うポイントでもあります。

「トイレなんて、どこでも同じでは?」と思われるかもしれません。

しかし、多くのバレエ教室、とくに個人経営のスタジオは、もともと女性だけの利用を前提に作られてきました。

その結果、トイレが一つしかない、あるいは一つしかない更衣室と一体化しているなど、男性が通うことを想定していない構造になっているケースが少なくありません。

男女共用トイレを使うタイミング

実際に男性がバレエ教室に通い始めると、まず直面しやすいのが、「トイレを使うタイミングがない」「使いづらい」という状況です。

多くの個人経営のバレエ教室ではトイレが一つしかなく、レッスン前になるとどうしても女性陣で混み合ったりします。

その中で少数派の男性は、「今はやめておこう」「自分は後でいいか」と遠慮しがちになり、結果として順番を譲り続けることになります。

レッスン時間が迫ってしまい、トイレは我慢するという事態もなくはないです。

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一つしかない更衣室の中にある一つしかないトイレ

さらに問題が深刻になるのが、トイレが更衣室の中にあるタイプの教室です。

この場合、更衣室に女性がいる間、男性は中に入ることができません。

つまり、「更衣室が空くまで待つ」ことは、「トイレにも行けない」ことと同義になります。

これは施設の構造上どうしようもない制約だと言えるでしょう。

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男女共用トイレは男性側も気になるもの

一方で、男性自身も「共用トイレ」に対して、まったく抵抗がないわけではありません。

もともと女性専用として使われてきたトイレに自分が入ることで「本当に使っていいのだろうか」「気まずくならないだろうか」と、必要以上に意識してしまうことがあります。

共用に抵抗を感じる女性が一定数いることは、男性側も承知しています。

男性側としても、「自分が通うことで気を遣わせてしまっているのでは」という申し訳なさを感じ、それが積み重なると、教室に通うこと自体が心理的な負担になる人もいます。

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トイレは教室に入る前に済ませておく

こうした状況を避けるために、男性側が取れる現実的な対策は、実はとても地味なものです。

初めて行く教室や、設備の様子がよく分からない場合には、あらかじめ駅やコンビニでトイレを済ませておくことです。

仕事帰りであれば、職場で一度トイレを済ませ、可能なら着替えまで終えてしまう。

バレエ教室では一切トイレは使用しないようにする工夫をしたりもしています。

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最後に

大手のバレエスタジオであれば、男女別のトイレや更衣室が整っていることがほとんどです。

しかし個人経営の教室では、スペースや建物の制約から、どうしても限界があります。

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「トイレが一つしかない」という事実が、男性の受け入れ可否を左右する決定的な要因になることも少なくありません。

バレエの技術や表現以前に、こうした小さく見えて大きなハードルが、バレエ教室によっては存在している。

それもまた、男性大人バレエのリアルな一面なのかもしれません。