今回は蔵王中央高原散策路を訪れた時に、ぜひランチなどの食事に訪れてほしい「SANGORO」を御紹介します。
スキー場の中にひときわ大きく目立つ山小屋風の建物で、食事や宿泊をすることができます。
食事もおいしいく、何より山小屋的雰囲気が素晴らしいので、蔵王を訪れた際はぜひ行ってほしい場所です。
「SANGORO」の場所・行き方
「蔵王中央ロープウェイ」に乗って鳥兜駅まで行き、「中央第1リフト」に乗って下に降りたらすぐです。
鳥兜駅から外に出たら、下の方に三角屋根の茶色がかった山小屋的な建物が見えますので、すぐにわかります。
ドッコ沼を散策した後に行くのがいいかもしれませんね。
「SANGORO」の外観
この光景にはみんな圧倒されていましたね。
ヨーロッパにあるような三角屋根のホテルは、蔵王の自然に溶け込んで雄大に見えましたよ。
写真にあるように、ちょっと煙が出ているのがいい感じです。
また外灯の光が山小屋のおしゃれ感を強調していて、素敵でした。
ちょうど曇りの日だったので、きれいに灯されたローソクのようでした。
外にはアスレティック広場があり、子供たちが無邪気に遊んでいました。
様々なアクティビティがあって、冬のシーズン以外でも楽しめそうです。
「SANGORO」の入口
入口も立派なもので、レンガ造りの壁面に頑丈な木製の扉がついていたのは、オーストリアのアルプス近くで泊まった山小屋風ホテルを思い出しました。
犬も同伴可のようで、実際に犬を連れてきている人もたくさんいました。
外観の写真で見ればわかりますが、2階のテラスがドッグランになっていて、建物の作りに感心しました。
「SANGORO」の内部
中に入ると板張りの床が山に来た気分を壊さずにいて、気持ちいいです。
ジャズのようなムードミュージックが流れていて、心地よい気分になりました。
ソファや机も、山小屋の雰囲気にあったものをチョイスしていて、木の温もりが身体に伝わってきました。
柱や天井なども含めて、設計のデザインがいいので、山小屋風ながらどこか高級感も漂ってくる室内でした。
「SANGORO」のランチ
山奥のスキー場でも、メニューは豊富でしたよ。
しかも、頼んだ食事はどれもこれもおいしかったです。
一つずつ見ていきましょう。
牛肉とキャベツのミルフィーユ
野菜がたくさん取れて健康的なだけでなく、牛肉もおいしくて、それぞれの食材が見事に調和されて一つの形になっていました。
量も多すぎず少なすぎず適量で、女性でも食べやすいと思いますよ。
オムハヤシライス
オムライスを中心に、ハヤシライスがぐるっと取り巻いており、それぞれが相互に絡み合っていて、音楽と踊りのバランスがいい舞台のようなおいしさでした。
食べて安心するような味で、おいしい食事は心を和ませるものだと改めて感じさせます。
山菜うどん
ヨーロッパ風な山小屋で、うどんがメニューにあるのは意外でしたが、おいしかったですよ。
山菜の風味が汁に染み込んでいましたし、麺との相性も良かったです。
やっぱり素朴な味わいもいいものですね。
「SANGORO」はホテルでもあり、くつろぎの場所
「SANGORO」はホテルでもあるので、食事時はお客さんでいっぱいですが、普段はくつろげる場所のような気がしました。
薪ストーブなんかもあり、どこか古風でノスタルジーも感じさせます。
ビリヤードがあったり、暖炉の前でゆったりできる腰掛けがあったり、ピアノがあったりと、時間があればすぐに泊まりたくなりました。
パンフレットやホームページを見ると、いわゆる本当の山小屋のような簡素な宿泊所ではなく、立派なホテルとなっています。
とは言え、山小屋風の雰囲気は損ねてはいないので、上質なロッジに泊まる感じですね。
forest inn SANGOROホームページ
最後に
「SANGORO」は立派な外観だけでなく、内部も温もりある空間だったので、ぜひオススメしたいところです。
心を優しく癒してくれ、体力を回復させてくれる「SANGORO」はまさに蔵王スキー場のパワースポットでした。