サッカースタジアム観戦

茨城県立カシマサッカースタジアムの「スタジアムグルメ」(2020年12月19日第34節 鹿島アントラーズvsセレッソ大阪)

2020年12月19日に令和2年度Jリーグの最終戦「鹿島アントラーズvsセレッソ大阪」の戦いを「茨城県立カシマサッカースタジアム」(以下、カシスタ)まで行って見てきました。

今年はコロナ禍の影響で移動制限などがあったため、自分にとって今年の最初で最後のカシスタ観戦でした。

今回はその試合観戦についてのお話となりますが、試合だけでなくカシスタの魅力の一つである「スタジアムグルメ」の一端もご紹介したいと思います。

スタジアムグルメについては、以下の人にオススメです。

◎サッカーは興味ないけど、おいしいものは好き。

◎サッカーは興味ないけど、お祭りとか好き。

◎DAZNで毎試合見ているけど、スタジアムまでなかなか行く気になれない。

◎友達や家族の付き合いでしょうがなくスタジアムに行くことになった。

サッカーに興味なくても、スタジアムにはグルメやイベントなどが盛りだくさんなので、まずはちょっとお祭りに行く感覚で行くのもいいと思いますよ!

久しぶりの「茨城県立カシマサッカースタジアム」

駐車場に着いてから見えてくる、お馴染みの屋根に少し丸みを帯び美しいスタジアムの姿・・・。

まだまだコロナに対して予断を許さない状況ですが、長い中断期間のころを思うと、スタジアムに足を運べる喜びを感じました。

入り口の所では、手指消毒や体温測定など厳重にコロナ対策をやっていました。

もはや違和感のない光景になってしまいましたが、Jリーグが長く中断されていたことを考えれば、試合観戦ができるようになったのは本当にありがたいことです。

食事をしている人以外はもちろん皆さんマスクを着用していました。

座席も1席ずつ間隔をあけての配置でした。

このようにコロナ対策をしっかりして講じて、運営をされている大会関係者の方には頭の下がる思いですね。

サポーターもリーグの運営に携わっている気持ちで観戦にのぞむ

ことが大事だと感じました。

カシスタの「スタジアムグルメ」

スタジアム内で火を使った調理ができる!

実はカシスタは「グルメスタジアム」とも言われるぐらい有名なんです。

その1番の大きな理由は・・・

スタジアム内で火を使うことができる!

ということです。

多くのスタジアムではサッカー専用ではないので、コンコースなどで火を使った調理をすることができません。

なので、火を使うものはすべてスタジアムの外での販売になっています。

地方のスタジアムなどで、スタジアム外の入場口付近で店が軒を連ねているのはそのためですね。

その点、カシスタは消防法をクリアしており、スタジアム内での調理が可能となっているので、その場で熱々のお肉や汁物を座席などですぐに食べることができるのです♪

火を使用できるため、コンコースでは普通に肉などを焼いているので、おいしそうな匂いが漂ってきます。

カシスタの代表グルメである「ハム焼き」を売っている店は、鉄板の上で豪快に煙を出してハムを焼いているので、その匂いに誘われて大行列になっていましたよ!

他に「もつ煮込み」なども火を通しているので、試合前はいい香りが座席周辺に流れてきます。

「鹿島食肉事業協同組合タカノ」さんのステーキ丼

今回は「鹿島食肉事業協同組合タカノ」さんのステーキ丼を頂くことにしました。

お値段は600円。

注文をしたら、出来合いのものを出すのではなく、その場で焼いてくれました!

注文してから焼き始めるので、もちろん少し時間がかかりますが、出来立ての熱々のものが出てくるので嬉しいですね♪

B級グルメらしくご飯とお肉だけのシンプルな形ですが、肉にかかったタレがご飯とうまくマッチしていました。

お肉も上等なもので、柔らかくておいしかったですよ。

試合前に座席でグルメを楽しむのは、スタジアム観戦の醍醐味の一つですね。

スタジアムグルメを楽しむ注意点2つ

注意点をというよりは、まあ、よりスタジアムグルメを楽しむポイントですが、以下の2つをやるとおススメですよ!

1.キックオフ開始2時間前にいく
2.事前にホームページでお店の場所などを調べておく

まず注意点1ですが、1時間前になるとやはり混んでくるので、座席で食べ終わる前に試合が始まってしまうおそれがあります。

2時間も前にいったら時間を持て余してしまうのではないかと思いますが、キックオフの30分前には選手たちがウォーミングアップでピッチに出てきますし、1時間前にはイベントなどもおこなわれることもあるので、2時間前でちょうどいいぐらいです!

なので、流れ的には以下のような感じですね。

①2時間前に来てぶらぶらしながら、お店を巡ってお目当てのグルメを購入し

②座席に行ってピッチの雰囲気やイベントを見つつグルメに舌鼓を打ち

③食べ終わるぐらいに選手がウォーミングアップでピッチに入ってきて拍手

そして、注意点2ですが、あらかじめホームページでどんなお店があるか調べていったほうがいいと思います。

カシスタには30店舗以上のお店があるので、いろんなお店を歩いて巡るのは楽しいですが、スタジアム到着時間によっては時間が迫ることもあるので、どんなお店があるかはチェックしたほうがいいでしょう。

特にカシスタはメインの2階コンコースだけでなく、4階にもたくさんの絶品グルメがあります。

一つ例を挙げれば「厨(くりや)カフェ」さんの「ローストビーフ重」

たった500円でのけぞるほどの味を堪能できます!

4階には普通あまり行くところではないので、かなりの穴場かもしれませんね。

他にもとてもB級とは言えないようなA級のおいしいメニューがたくさんあるので、効率よく回るためにもある程度下調べはしておくことをオススメします♪

白熱した最終戦

この試合、鹿島アントラーズはセレッソ大阪に勝てば5位から4位に上がり、ACL出場枠に望みをつなぐ大一番の直接対決でした。

試合は後半にセレッソ大阪の選手から見事なミドルシュートを決められて崖っぷちな展開となりましたが、アディショナルタイムに入るか入らないかの時間で、エヴェラウドによる同点弾で追いつく大接戦となりました。

アディショナルタイムは5分間で、鹿島アントラーズは猛攻をしかけましたが、最後の上田綺世のヘディングシュートはゴールバーに嫌われて終了の笛が響きました。

最後の5分間は選手の必死さ・観客の応援手拍子や悲鳴がスタジアム全体に共鳴して、本当に濃密な5分間でした。

バックスタンド側への選手挨拶

試合は同点で、結果として来年のACL出場枠は獲得できませんでした。

しかし、監督が新しくなり、選手も大幅に変わり、開幕で4連敗してつまずき、コロナで中断期間の制限があり、最下位が続く異常事態の中から、持ち前の勝負強さでここまで浮上して来れたことは、鹿島伝統の粘り強さの復活を感じましたし、来季に向けて期待できるものだったと思います。

結果としては、タイトルのないシーズンでありましたが、逆境にめげず立ち向かい這い上がっていく姿は深く感動させるものでした。

試合後のセレモニーなどでサポーターは落胆していた人はいなくて、どこか清々しささえ感じました。

コロナ禍で厳しい中、選手もサポーターたちも頑張ってきたので、同じ思いを共有していたのだと思います。

自分は、この光景は、いつまでも忘れないでしょう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=cUHI6rPlk8c&t=9s

最後に

コロナ禍でなかなか通常通りの生活には戻れませんが、今後も鹿島アントラーズを応援しながら、自分も前向きに粘り強く頑張っていこうと思わせてくれる最終節でした。

これから選手の出入りも何人かあると思うし、来シーズンも同じメンバーになるかわかりませんが、沖をはじめとして若手の成長も著しいので、今度こそタイトルを取ってほしいですね!

そして、より多くの人にカシスタの絶品スタジアムグルメを楽しんでもらいたいです♪