バレエ

「横のカンブレ」はポール・ド・ブラの準備体操でもある!正しくストレッチして身体を活性化させよう!【バレエ初心者必見】

今回は横のカンブレについてです。

バーレッスン最初のプリエ×2&グランプリエで、よく足の第2ポジションになった時に出てきますよね。

たかが体側面のストレッチという人もいるかもしれませんが、横のカンブレは腕の運びの練習にもなっているので

ポール・ド・ブラの準備体操

となる要素を秘めています。

レッスンの始めに身体を活性化させ、腕の運びをスムーズにさせる重要な動きですので、丁寧に練習していきたいところですね。

ここでは、足の第2ポジション・アラスゴンから、3段階に分けて注意点をお伝えします。

<「横のカンブレ」3段階>

①足の第2ポジションからアンオーまで

②アンオーの形から横カンブレまで

③バーのほうへ身体を傾ける時

①足の第2ポジションからアンオーまで

足の第2ポジションで、改めて引き上げの意識を!

足の第2ポジションで立った時に、くれぐれも引き上げを忘れないようにしましょう。

足の第2ポジションは他のポジションと違って足幅があり立ちやすいので、その分かえって引き上げがおろそかになりがちです。

腕をアラスゴンにすると同時に、再度引き上げの意識を確認しましょう。

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動く前に軽くアロンジェを入れる!

アラスゴンの腕をアンオーに持って行く時に、まずを向いて指先を見ましょう。

そして一呼吸入れるようにプチ・アロンジェをしてください。

いきなりアラスゴンの形から腕を動かす人がいますが、優雅さに欠けた動きになってしまいます。

かならず正面を向いている顔をアラスゴンの指先に向け、軽いアロンジェを入れてから、腕の運びを開始しましょう。

そして、アンオーに向かう途中でも、指先は常に見続けます。

指先から引っ張られるように弧を描いていく!

アンオーまではショートカットせず、大きく円を描くように腕を運びましょう。

ポール・ド・ブラは常に指先が体から一番遠いところを通過していきます。

先生によっては

「伸びるコンパスのように!」

「地球儀を描くように!」

など表現した方がいましたが、指先から遠心力で外へ引っ張られるように、遠くを通るように心がけましょう。

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②アンオーの形から横のカンブレまで

アンオー肩を上げないで!

アンオーの肩が上がりがちなのは、カンブレの時に限らず「大人バレエあるある」ですよね。

最初からアンオーの上体が崩れていたら、正しい形でないまま横への傾きが始まってしまうので、気をつけましょう。

肩が上がってしまっている(赤矢印)
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横に行く前に今一度引き上げの意識を!

横に傾ける前に今一度引き上げを確かめましょう。

横にいくときに、斜め下に下降するせいか、一緒に引き上げが緩んでしまう人がいます。

上体を引き上げとかないと、横にカンブレした時に、ストレッチの効果が半減してしまいますので、忘れないようにしましょう。

胸の横あたりを曲げるように!

腰ではなく、胸の横あたりを曲げる感じでカンブレしましょう。

人によって曲げる場所の表現が違うものですが、少なくともからではないです。

腰から曲げる始めると身体に負荷がかかってしまうので、上半身を伸ばし、きちんと体の側面がストレッチする形で曲げていきましょう。

③バーのほうへ身体を傾ける時

アンオーを保って!

横のカンブレの形ができたら、顔は斜め下のほうを向いていますが、くれぐれも上体を前に倒さないようにしましょう。

アンオーの形はキープしたまま、そのまま横に傾けましょう。

顔を下にするのに引っ張られて、バーと反対のが内に入ってしまうと、体の側面のストレッチ効果がなくなるので注意したいところですね。

腰が右に引けて体が曲がらないように!

引き上げがないと、自然と腰はバーの反対側に逃げてしまいます。

身体を曲げていても、引き上げがなくては腰回りはずるずると横にいってしまい、カンブレの意味をなさなくなるので、特にお腹周りの引き上げを改めて意識しましょう。

引き伸ばしを感じ続けて!

せっかく最終形態である横のカンブレにたどり着いたのに、引き伸ばす意識がなくなってしまい、ただの形作りになっている人もよく見かけます。

形ができてもさらにストレッチをして、伸びを感じ続けましょう。

ストレッチ中は息を止めず、リラックスしながら横に引き伸ばすと、効果的です。

呼吸をせずに無理にグイグイ伸ばそうとすると、筋肉が反発をおこし逆効果になりますので、気持ちよく伸びるようにしたいところですね。

最後に

横のカンブレだけでも、こんなに注意することがありますが、これらを意識せずに自然とカンブレができるようになればいいですね。

最後にもう一つの注意点として、音楽をよく聴きながら、音を目一杯使って一連の動作をおこなってほしいと思います。

音を使いすぎたり、余らせたりすると、音のリズム感を養うことにつながらないので、体の使い方だけでなく、音楽との会話も大事にしていければいいですよね!