バレエ

バーレッスンで先生が振り出しをしている時の生徒の立ち位置について:新規のバレエ教室のレッスンを受ける時の注意【バレエレッスン初心者必見】

今回は、バーレッスンで先生が振りを出している時に、生徒の立ち位置が教室によって様々であることのお話しをします。

先生が振りの順番を提示している時に、生徒がどういう形態でどの位置に立って振りを聞くかは、指導者の方針・教室のスペース・可動式のバーの数によって決まっていたりします。

どのような形態でも、それらの注意点を知っておくと、新規のバレエ教室やスタジオに行ってもスムーズにレッスンに入れるので、ここで御紹介しておきたいと思います。

基本的にはバレエレッスン初心者向けの記事ですが、教室やスタジオを変えた時に注意した方がいいことですし、マナーの部分のところでもあるので、あらかじめ知っておくと戸惑うこともなくレッスンに集中できますよ!

立ち位置の形態は、ざっくり2パターンに分かれる

立ち位置の形態は、ざっくりと2パターンに分けることができ

1.一つの振りが終わったら、生徒全員が壁際によって先生の振り出しを聞く

2.バーのそばに立ち続けて、次に先生が出す振りを聞く

振りが終わったら、壁際によるか、そのまま立ち続けるかの違いですね。

1.一つの振りが終わったら、生徒全員が壁際によって先生の振り出しを聞く

まず一つ目ですが、これは教室のスペースが狭かったり可動式のバーが中央に複数あって、生徒の人数も多い場合によくあるケースです。

これだと、みんながバーの立ち位置にそのまま居続けたら、どんなに生徒が周りに気を配っていも、先生の振りや説明が見えなくなってしまう人が出てきます。

なので、ちょっとめんどくさいですが、一度全員が壁際によってしまったほうが、みんなが先生を見やすいですよね。

その際、注意点ですが、以下の3つをあげておきましょう。

①のんびりと移動せず、早めに壁際へ!

②教室が狭いからって、バーをくぐらない!

③移動する時は譲り合う!特に男性は女性を先に通してあげる!

まず①ですが、センターでもすぐに配置につかない人がいたりしますが、レッスン時間は限られているので、速やかに移動しましょう。

たまに振りの確認を脳内でやっているのかモタモタしてしまう人がいますが、手遅れなのですぐに自分のバーの位置にいきましょう。

②は別の記事でも紹介しましたが、たまにバーをくぐることを禁止にしている教室や指導者がありますので、近道で時間短縮にもなるのですが、念のためバーの横を通りましょう。

バレエレッスンで使うバーはくぐってはいけない!?:新規のバレエ教室のレッスンを受ける時の注意【バレエレッスン初心者必見】今回は、バーをくぐるのを禁止している教室があるというお話しをしたいと思います。 皆さんの教室には壁に取り付けられたバー以外に、可動...

もちろん、どうしてもスペースがなかったり、周りの生徒さんがくぐっていたりすれば、OKだと思います。

③ですが、一度だけ年配女性2人が年甲斐もなく通り道でもめてたことを見たことがあります。

集団レッスンにおいては協力が不可欠なので、譲り合いの精神を大切にするようにしましょう。

またバレエはレディファーストの社会ですので、男性は積極的に女性を優先して通してあげましょう。

2.バーのそばに立ち続けて、次に先生が出す振りを聞く

これは1番目とは逆で、教室のスペースが広かったり、教室中央にバーがなかったする教室に多いです。

人数が少なくアットホームな教室にもこのような形態が多いですね。

基本的には個々人が少し体をずらすだけで先生が見えますので、わざわざ大きく移動する必要はありません。

大きな注意点はありませんが、一つあげるとしたら

周囲の人、特に後ろの人が先生を見ることができるよう気をつけよう!

です。

いくら教室のスペースが広かったり人数が少なくても、先生がバーに立って振り出しをする時、その延長線上のバーに生徒が複数人いる場合は、後ろの人は必然的に先生が見えなくなります。

先生のそばにいる人は、後ろを気遣いながら、時には体をずらして、みんなが先生の振り出しを見ることができるようにしましょう。

特に、初心者は振り覚えに必死になってしまい、周りに意識が向かないことがあります。

自分も経験が浅い頃はそういう時があったので気持ちはわかりますが、自分だけのレッスンではないので、周囲の人も気にかけるようにするべきです。

最後に

バレエは群舞があり、複数人で踊る場面が多いので、普段のレッスンから周りを見て、周囲に気を配るのは、コールドにおける大切なレッスンとも言えるでしょう。

通常のレッスンの段階から、周囲の状況を察知して動くことは、発表会などで実際に集団での踊りになった時に、多かれ少なかれ役に立ってくれると思います。

気分良くレッスンをするためにも、周囲への気遣いも忘れないようにしながら、バレエを楽しめるといいですね。