バレエ

「足の第1ポジション」実は大人バレエの方の怪我につながりやすい!基本の形と注意点をおさらいしておこう!【大人バレエ初心者必見】

今回は、特に大人バレエ初心者に向けて、足の第1ポジション」についての注意点です。

基本の形である足の第1ポジションですが、大人バレエの方の中には、頑張りすぎて怪我をされる方もいらっしゃいました。

写真にあるような理想のイメージに引っ張られると、思わぬ怪我につながることもあるので、改めて足の形と注意点をおさらいしておきましょう!

また、真面目な大人バレエの方の内面の一端がわかるので、指導されている方にも参考になると思います。

「足の第1ポジション」のおさらい

トップ画面にも写真がありますが、まず第1ポジションの形を改めて確認してみましょう。

両足の付け根からアンドゥオールして、180度開いた形が第1ポジションですね。

両足が外側に一直線に向いているのが理想的な形です。

大人バレエ、180度は無理です!

通常のバレエレッスンの本では、プロのバレリーナが180度にきっちり開いた第1ポジションを披露していますが、いわゆる再開組や、もともと股関節が柔らかい人などはいざ知らず、大人バレエの特に初心者が・・・

180度開くなんて無理です!!

美しい写真のイメージに憧れて、無理やり足を開こうとし、膝や足首を痛めてしまった大人バレエの方がいらっしゃいましたが、実にもったいないことです。

完璧に足を開いている人はかなり珍しいほうなので、まずは100度ぐらいから始めるのでいいし、なんなら120度でも(大人バレエなら)十分すぎるほうです。

足の開きのポイントは、膝と足先の方向が一致していることです。

足首だけ無理やりアンドゥオールしてしまうと、足全体にねじれ現象が起こり、確実に怪我しますので、焦らずに少しずつ開いていくようにしましょう。

6番ポジションから1番ポジションにサッと開いて自分の開き具合を確認する!

大人バレエでどれぐらい足を開くかの目安ですが、下の写真のように足指を前にして両足を平行にして立ち(6番ポジション)、そこからサッと1番ポジションに開いてみましょう。

開いた形が、今のあなたの現在地です。

ここからレッスンを積み重ねて徐々に開いていきましょう。

普段のレッスンからアンドゥオールを鍛えて、引き上げの意識も忘れなければ、大人でも少しずつ開いていきますので、まずは足の付け根から外側に開くことを意識しながらレッスンに取り組みましょう。

両足の間に「隙間」はできないようにしていこう!

他に注意点として、両足を密着させて、足の向こう側が見えないといいですね。

始めのうちは難しいかもしれませんが、徐々に隙間はなくなっていきますよ。

これは180度完璧に開くのと違って、地道に練習を重ねれば誰でもできるようになります。

バレエは足の形は関して、決まった形以外は、隙間を嫌う傾向があります。

かかとや膝を含めて両足を密着させて、きれいな第1ポジションを目指していきましょう。

最後に

足の第1ポジションは、レッスンの始めにある基本中の基本の形ですね。

基本の形だからこそ、ここをきちんとクリアにしておけば、他の足のポジションも作りやすくなります。

怪我をしないように徐々に足が外に開いていければいいですね!

「足の第1ポジション」チェック

☑大人バレエの180度は難しいので、無理やり足を開こうとしないこと。

☑6番ポジションから1番ポジションにサッと開いて自分の開く具合を確認する。

☑足と足との間に隙間を作らないこと。