バレエの基礎であるプリエ
「膝を曲げる」という動作としては、非常にシンプルな動きですが、油断していると大きな落とし穴にはまってしまうことがあります。
それがいわゆるおしり突き出し現象です。

プリエの時におしりが後ろへ出てしまうと、どうなるか??

「おしり突き出し現象」が起こると・・・

重心が後ろに逃げる
バランスを取るために上体が前に倒れる

結果として、前かがみの崩れた姿勢になってしまいます。
この状態は見た目が悪いだけではありません。
特に男性の場合、ジャンプの着地――たとえばザンレールのような動きでは

軸がぶれる
着地が不安定になる
流れが乱れる

といった原因になります。
プリエは「準備」であり「吸収」でもある動きなので、ここが崩れるとその後のすべてに影響が出てしまいます。

グランプリエはさらに注意!

この「おしり突き出し現象」は、グランプリエで特に起こりやすいのが特徴です。
深く曲げるほど

股関節の可動域に頼りすぎる
体を支えきれず後ろに逃げる

といったことが起こりやすくなります。

「おしり突き出し現象」を防ぐために

おしりが突き出ないようにするためには、まずは以下の3点に注意しましょう。

骨盤をニュートラルに保つ
上体を引き上げたまま沈む
「下に行く」より「上に伸び続ける」意識

プリエは「しゃがむ動き」ではなく、引き上げながら折りたたむ動きです。
プリエの質が変わると、ジャンプもターンも一気に安定してきます。
だからこそ、この小さな「おしりの位置」にしっかり目を向けてみてください♪