バレエ

継続はバレエなり! 大人の男性こそ”たゆまぬ”レッスンを続けていこう♪(男性大人バレエ初心者必見)Practice makes Ballet

大人のバレエレッスンは、無理なく継続することが最も大切です。

行ける時に行くではなく、継続的にレッスンすることで、少しずつ体の変化や上達を感じられ、その達成感がモチベーションにもつながっていくものです。

今回は、継続の重要性と週何回のレッスンがオススメなのか等をお話ししますので、仕事や家庭で大変な大人の男性の方には必見です。

なぜ継続が大切なのか!?

バレエの動きや体の使い方は、定期的に練習を重ねることで少しずつ身体に染み込んでいきます。

間隔が空いてしまうと、筋力や柔軟性が落ちやすく、再開時に筋肉痛になることも・・・。

特に男性の場合、筋力が強い分、最初は無理やりにで動かしてしまいがちです。

でも、継続していくうちに“力を抜いて踊る”感覚が少しずつ身につき、動きがなめらかに変わっていきます。

続けることで、バーでの立ち姿勢や軸の安定、動きの精度が上がり、レッスンの楽しさも深まっていきます。

バレエは一朝一夕では身につかないからこそ、「やめずに続ける」ことが何より大事なんです。

レッスンスケジュールや年齢や仕事の忙しさによって最適なペースは違いますが、「忙しくても続ける」ことが、確実に上達への道を作るのは間違いありません。

具体的に「週何回」がいいのか!?

自分は今まで 、パリ・ニューヨーク・北京など海外含め30教室以上のバレエ教室やオープンクラスのスタジオでバレエレッスンをしてきました。

そんな中で、いろんな大人バレエの方を見てきましたが、レッスン初心者がまず通う目安としては「週2回」かなと思います。

上達スピードが格段に上がる「週3回」が本当は理想なのですが、仕事など他のことのバランスを考えると難しいかもしれません。

かと言って「週1回」では、間隔が空きすぎて、バレエの動きが身についていきません。

なのでギリギリの目安として「週2回」が落としどころかなと思います。

まとめると

【週1回】
間隔を空きすぎていて、バレエの動作や振りが身体に定着しにくい。次のレッスンでいちいち筋肉痛に苦しむことがある。

【週2回】
動きが体に定着しやすく、筋力や柔軟性を保ちやすい。多くの男性が「ちょうどいい」と感じるペース。

【週3回以上】
早く上達を実感したい方におすすめ。ただし、年齢によっては疲労が溜まりやすくなるので、体の回復とのバランスを意識するべき。

レッスンの間隔を開けすぎないことがポイントと言え、目に見えた上達を目指すのなら「週3回以上」ですが、仕事や家庭のことを考えると生活のバランスが取れなくなってくるでしょう。

大人クラスは月謝制でなく、チケット制のところも多いので、基本は「週2回」で、時間や体力に余裕がある時は「週3回」と使い分けるのもいいかもしれませんね。

仕事で疲れていても、意外にレッスンが始まれば動けたりする!!

一日働いてクタクタのはずなのに、スタジオに立って音楽が流れると、意外と動ける。

そんな経験、ありませんか?

この現象は原理的には

①軽く体を動かすことで血流が良くなり、全身に酸素が行き渡り始める。
②それに合わせて疲労物質が流れ出し、体が軽くなる。

と説明がつきます。

デスクワーク中心の男性はこの効果があると言えますね。

また、レッスンで体を動かすことによって、脳内ではエンドルフィンなどの幸せホルモンが分泌され、気分まで晴れていくんです。

さらに脳の疲れにも効果があります。

軽い運動によって脳への酸素供給が増え、集中力や判断力が回復するのです。

バレエは、体を鍛える時間でありながらも、脳をリセットする時間でもあるのですね。

◇血流が良くなり疲労物質が流れ出す
◇「幸せホルモン」の分泌
◇酸素供給が増加するので、脳内リカバリーがされる

最後に

大人になってからのバレエは、若い頃のように時間も体力も思い通りにいかないことが多いものです。

でも、だからこそ継続という武器が最強になります。

週2回をベースに、無理せず、やめずに続けていくことで、必ず身体は応えてくれますし、動きは確実に洗練されていきます。

仕事で疲れていても、スタジオに立てば意外と動ける――その小さな積み重ねこそが、あなたの成長そのものです。

バレエは競争ではなく、自分自身との対話。

そして、続けた分だけ未来のあなたの踊りが変わります。

継続はバレエなり(Practice makes Ballet)

忙しい大人の男性だからこそ、その一歩一歩に価値があります。

これからも、自分のペースで、でも確実に積み重ねていきましょう!