今回は山形県の山寺近くにある「立谷橋」と「立谷川河川公園」のご紹介です。
日本人の原風景を象徴しているようなところで、すごく脳裏に焼き付く場所です。
山寺の行き帰りなどに簡単に寄ることができますので、ぜひ行ってみてください。
立谷橋
新しく塗り直されたばかりなのか、朱色の鮮やかな色彩を放っています。
緑色の背景に似合う色なので、目立つとは言えケバケバしい感じはしません。
電車で山寺にいらっしゃる方は、基本的に立谷橋を通る形になると思います。
もし車で行かれる方は、ぜひこの橋を通ってみてはいかがでしょうか。
小川のせせらぎを聞きながら、橋の中央でボーっと黄昏れるのは、時の流れにゆったりと身を任せているようで気持ち良かったです。
川の向こうは山があり、緑色の光景が空の色と対比されて美しいです。
ときおり鳥の鳴く声が、川の流水音と絡み合って、自然のハーモニーを作り出しています。
どの方角を見ても、美しい景色が広がっており、通りがかる人はみんな写真を撮っていました。
立谷川河川公園
こぢんまりとした公園ですが、橋のすぐ隣なので、きれいな写真を撮ることができます。
この公園からだと山寺も見えるので、登山する山全体を眺めることができます。
食品販売もしていたり、トイレもあるので、一休みするには絶好の場所ですよ。
対岸にはお昼に蕎麦を食べた蕎麦屋さん「美登屋」が見えました。
こうみると、川沿いで景色がよく、ロケーションに恵まれたところと言えますね。
「美登屋」の天ざるそば、すごいおいしかったのでぜひ一度試していただきたいお店です。
芋煮鍋
公園には、遠くからでも大きく見える大鍋が鎮座してました。
テレビでもよく取り上げられる芋を煮る鍋ですね。
あまりにも大きいので、鍋の中が見えません。
テレビでは、「日本一の芋煮会フェスティバル」でクレーンなどを使って芋を鍋に流し込んでいました。
山形の秋の風物詩と言えますが、いつかは鍋を実際に使っているシーンを間近で見てみたいものですね。
大鍋のそばには、説明がありました。
鍋の名前は「鍋太郎」と言うみたいですね。
日本的ななじみのある、親しみやすいネーミングです。
芋煮をもっと知りたい方は「霞城セントラル」内にある山形観光センターへ!
別の日に山形駅前にある「霞城セントラル」内にある山形観光センターに行ったのですが、そこで芋煮会についての詳しい説明がありました。
大きな液晶画面で、山形県の魅力を紹介したVTRも流れていて、そこで芋煮会フェスティバルの映像もあったので、大鍋がどういう風に使われているか興味のある方はぜひ行って見るといいと思いますよ。
最後に
橋は機能的には両岸をつなぐものですが、その先を考えれば人と人とをつなぐものと言え、遠くから橋を渡る人達を見ていると、人間の営みを感じます。
だから、古今東西、人間は橋に魅力を感じてきたのでしょう。
立谷橋はそんなことを思わせる美しい自然の中にある素敵な橋でした。
みなさんも山寺を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。